現代社会においては、お布施を法要を執り行った事に対する対価( サービス業のサービスを受けた事に対する対価) のように考えていらっしゃる方がいるようですが、法要は純粋な宗教行為であって、サービス業のサービスとは本質的に異なります。ですので、二日間かけて執り行う儀式が一日になったからといって、お布施がその分安くなるといった様な考え方は間違っている、と考えます。
また、お檀家様にとって、お通夜ご葬儀を二日間にわたり執り行うことは経済的に大きな負担かと思いますが、この大きな負担を二日間にわたり負担されている他の御檀家様のとの公平性の観点からもたとえ一日であっても同じ額のお布施をお包みしてもらっております。
皆様のお布施によって、お寺は護持、運営されておりますので、ご趣旨ご理解のうえ、ご協力賜りますようお願い申し上げます。